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(仮称)青山ディスコ計画

店舗

ダンスフロア
ダンスフロア
いわゆる"ダンスホール"なるものが「ディスコ」ではなく「クラブ」と呼ばれるようになってから久しい。音楽のリズムやビートに合わせて身体を躍動させ酒の助けを借りながらその場の気配に陶酔するという娯楽は今に始まったことではなく、かたちを変えながらも時代を超えて若者に支持され続けている。
ただ、ここでの計画における顧客対象は少々異なっている。若者ではないのだ。想定されたターゲットは30代後半から40代前半のかつてのディスコフリーク達である。だから、「クラブ」ではなく「ディスコ」なのだ。
この事業の企画書には「70年代への回帰」「子育てが一段落した年代層への遊び場の提供」といった言葉が散りばめられている。かつて新宿の地で一世を風靡したディスコ「KISANA−DO」が青山という大人の街で復活し盛況を遂げているとの評判を耳にし、その動向にあやかろうとする、いわゆる二番煎じの企画であるが、規模と空間性とサウンドの運営企画によっては充分勝算があるとの判断がなされ計画された。
「KISANA−DO」復活の話題は各メディアにも取り上げられ、いわゆる"おじさん""おばさん"達が汗をかきながら男女として陶酔している姿を評して「化け物屋敷のような面白さ」とタレントのYOUさんがいったほどである。実際に視察に行くとその盛況ぶりは評判どおりのものであった。
TVCMやファッション雑誌のグラフィックにしばしば登場する70年代風への回帰現象を意に留めながら、場末のスナックの様相を醸し出す事を狙ったデザインが出来ることを楽しみにしていたが、残念ながら実現されなかった。
客室内観
客室内観
ダンスフロア
ダンスフロア
設計者H.A.S.Market
計画地東京都港区
竣工2004年3月
主要用途ディスコ
主体構造RC造
対象面積396.96u
対象階地下1階
業務内容企画・構成
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