2014年6月24日

建築と写真

山本想太郎さんが会長を努める日本建築家協会関東甲信越支部デザイン部会が主催するシンポジウム「建築と写真」を拝聴させていただきました。

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基調講演はジョバニ・パオロ・パンニーニとジョセフ・ギャンディーの作品を引用しながら建築写真の謎を会場に問いかけるという山本さんらしい大変楽しいものでした。

少し気になるのは、建築表現の延長線上に写真表現があるとするならば、現代においてはCGが代用できるので、建築物は(建築写真も)もはや不要という表現。議論の投げ方が上手すぎる!!!。あるいは建築物を表現の対象としてしか見ていないという表明なのか?(笑)

写真表現が建築表現の延長上にしかなく、建築物が表現だけのものであれば確かに不要なのかもしれませんが、それはひとつの側面。現代において建築としての純度が高すぎる建築物にどれくらいの意味があるのかは再考しなければならないと思いますが、やはり純度は必要なんだとボクは思い続けることになると思います。

写真を撮るという行為は実際にあるというふうに思い込ませること。という締めくくりのコトバもありがたかった。

長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2014年6月24日 23:21