2014年3月14日

TOYO Diploma Projects 2013

ヒカリエのイベントスペース「8/」で開催された東洋大学理工学部建築学科の卒業設計展講評会に参加した。

展示されている作品は、学内での講評会以降、せんだいデザインリーグの日本一決定戦をはじめ各地で開催された講評会を経てブラッシュアップされていたように思う。卒業設計を卒業のための義務として捕らえることなく、今後の思考のベースとなるよう継続して行くとう姿勢に学生の成長を鑑みる。

ゲストに藤原徹平氏を迎えた講評会は、氏の的確なコメントとともに学内のそれと同様に公開され、評価軸が明快なものとなった。これは後進にとっても大変有効なものだと思う。

また、上述した公開型の講評会は、本学の学生の意識を高め、全体としてのレベルアップに一役勝っていると思われる。

今回の講評会で高く評価されたのは山川安佳里さんの「坂の上のパルコ」アジア女子をターゲットにした新たな商業施設像だった。学内の講評会では最終の10選に残ることなく発表すら出来なかった作品だった。あらためて採点会の記憶をたどると、一度は評価したが建築的な提案として強度不足というのがボクのジャッジだった。

評価軸が変わればこういった結果になることもあり得るが、今回のこの評価はそれだけではない。藤原氏の広い視野と、山川さんの継続する意思の力がもたらした結果だと思う。山川さんの作品は今回あらためて見ると建築的な強度も増していたと思う。素晴らしい。

他の作品も思考の深度が高く、意欲的なもの多い。今後の活躍とが期待できるとともに、来年も楽しくなりそうでワクワクします。皆さんお疲れさまでした。

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上記はコメンテーターとして参加された先生を含む参加者の集合写真。

長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2014年3月14日 23:16