2013年10月19日

住宅課題賞2013

関東圏の学生の住宅課題を集め講評する「住宅課題賞2013」の公開審査会を拝聴。大学によって課題も異なるので順位付け等は難しいと思いますが、関東圏の学生のレベル向上には一役かっていると思います。そして、何より当日はその作品群の出来映えと審査員のコメントのレベルの高さに、思いがけず楽しむことができました。ありがとうございました。ボクが審査員のひとりだったら順位も違っただろうなと思いながら、受賞に至らなかったモノを中心に気になった作品について感想をまとめておきます。
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まずは共立女子大学の太田案。課題そのものの面白さもあるが建ち方が圧倒的にいい。タテ動線はスペース効率だけを考えれば外周部に設けることになると思うが、敢て中央とすることにより余白を担保した辺りは見事だ。プレゼン模型はそれを表現できていなかったのが残念。
工学院大学川田案は上位3賞には入らなかたが、審査員の金田賞を受賞。ウェイファインディング的な方角算出技法を用いシークエンスをつくりだしていた作品。設計手法は今回の中で一番完成されている。成果品のクオリティも高かったが一位には届かなかった。
昭和女子大学沢田案には引窓(出窓の反対)という発明がある。最小の操作だけで狙った効用を獲得しようとしている辺りは実戦的でもある。ただしそれが出来ているどうかは不明。さらなる検討が必要だと思う。もう一度パネルを見直すが誤読だったかもしれない。
空間発生の初源的原理を用いた日本女子大学一色案も良かった。システムと身体性が備わった作品で平面的な拡がりは獲得していたが、立体構成についての検討がやや不足していたかもしれないが、今後に期待。
宇都宮大学野村案も良かった。残念ながら受賞にはいたらなかったが周辺との関わりを積極的に持とうとする住まい手にはこのパサージュは有効に作用するのではないか。本日会場で配布されていた「新しい住宅デザイン図鑑」に掲載されているSOHと同様の手法。
他にも横国千野案、前橋工科大学井津案等気になる作品多数。もちろん東洋大上ノ内案も良かった。上ノ内さんはボクが担当したので、とりわけ嬉しい。この機会がさらなる精進のきっかけになるといいですね。勝って驕らず負けて腐らずで。取り急ぎ感想。
長谷部勉

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2013年10月11日

ダンボールでつくる名作住宅10選

東洋大学建築学科「建築設計製図Ⅱ」の第一課題は「名作建築の1/10模型コンテスト」。今年で3回目の課題。出題は9月24日。当日と翌週のエスキスを経て本日は成果物の講評会でした。
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そして恒例になっている集合写真(まじめバージョン)。第二課題のためのウォーミングアップも終わりいよいよ本番?
長谷部勉

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2013年10月 3日

新しい住宅デザイン図鑑

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1971年生まれの建築家4名にボクを加えた5人(石井秀樹, 杉浦充, 都留理子, 長谷部勉, 村田淳)による共著 「新しい住宅デザイン図鑑」/エクスナレッジが本日(2013年10月3日)に出版されます。この書籍は著者の一人である杉浦さんの呼びかけにより「1971×4+1」という仮称のチームをつくり一年以上前から準備を進めたものです。1968年生まれのボクは当然「+1」となるのですが、同年代の4人から排除されることなく「+1」として仲間に加われたことを大変嬉しく思っています。そんな訳で「1971×4+1」というネーミングは結構気に入っていたりします。書籍の内容に関する説明はアマゾンなど他のサイトに任せることにしますが、当然ボク達だけでまとめることなど出来ない訳で、この書籍をまとめるためにご尽力いただいた、エクスナレッジの三輪さん、階ラボの二階さんには大変感謝しております。この場を借りて御礼申し上げます。本日より全国の書店に陳列される予定ですので、見つけたらご高覧いただきたくお願いいたします。そしてお会いした時にでも感想などお聞かせいただけると嬉しいです。
長谷部勉

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