2013年7月14日

まちかど講評会

7月14日(日)に川越市で開催された「まちかど講評会」に参加しました。

まちかど講評会は、川越市内に数箇所設定された敷地に、住民と観光客の交流の場となる施設を学生が主体となって提案し、その展示と講評会を行うイベントで毎年この時期に開催されています。

講評会の会場は毎年異なりますが、本年は昨年に引き続き旧織物市場。この時期の屋外講評会はさすがに汗だくで苦しいものでしたが、今年は作品のクオリティーが高く大変楽しい一日を過ごすことができました。

今年の敷地は3箇所。その内の2箇所は既存建物がある敷地でしたが、今回はその既存建物と調和や対比を含め解けている提案は無かったように思います。以降、そのような敷地を選ぶ学生は、その辺りを良く考えていただきたいと思います。

さて、そんな訳でボクが気になった作品は残りの一敷地である新築建物に集中しますが、その中で順位をつけるなら「検索路地」松本千瑛(写真)となります。

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この作品は街道沿いに蔵造りのまちなみが保存されている地区において、観光客の動線が街道沿いにのみ滞留し、まちの内部に 侵食していない現状をサーベランスにより捉え、計画地内に路地を挿入することにより、観光客の誘引し内部と接続させる場所をつくろうとするものです。

敷地周辺から抽出された路地の経路は、敷地にそのまま空隙として伸延させるのではなく、外部と内部が反転されることにより、路地性を持ちながら内部化されていました。

この構成は観光客に対して”蔵造りの街”をわかりやすく紹介すると同時に、市民にとっても豊かな生活とコミュニティの持続を促進するという課題の テーマに合致した提案に思えました。

ちなみにゲストの成瀬友梨氏が選出した作品は「古本屋の中にあるもの」島田貴年。

このブログは個人的な感想なので、学内の評価はわかりませんが、ゲストの成瀬さんも含め先生方は3年生の課題のクオリティーを褒めていたと記憶しています。引き続き多角的に検証すること、それから伝えるプレゼンテーション術を学んで欲しいと思います。

お疲れ様でした!

長谷部勉

主催:東洋大学理工学部建築学科
後援:川越市
日程:2013年7月14日(日)13:00-17:00、15日(月・祝)10:00-17:00
会場:旧川越織物市場

ゲストクリティーク
日程:2013年7月14日(日)14:00-17:00
ゲスト:成瀬友梨

投稿者 システム管理者 : 2013年7月14日 23:33