2013年7月 2日

住宅用防火サッシ

今まで通則認定品として製造されていた住宅用防火サッシが今年末に販売終了し来年早々から個別認定品に切り替わる。
この変更は2010年に起きた火災により通則認定品の仕様に不備が判明したことに起因する。
製品の性能が上がり火災時の被害が抑制されるのは大変結構なことだと思うが、現段階においては個別認定されている製品の種類が限られていることや大幅なコストアップが見込まれていることなど不安材料も多い。
その内容をリサーチするために某メーカーが開催するセミナーに参加したが、個別認定品に切り替わる来年早々から数ヶ月間は価格が2倍程度になりそうだ。仮に住宅の新築時に占める現在のサッシの金額が100万円程度だとすると100万円も上がることになる。まだ確定していないが消費税率どころではない。しばらくすれば安定するだろうが、それでも仕様変更により部品数が増えているためコストが元に戻る訳ではない。予想では1.5倍位だろうか。
他方で通則認定品の性能が現行法を満たしていない訳ではないので、今年中にサッシを発注するか、価格が安定した時期を見計らう方が良いのか見極めが必要になる。
タイミングを読み違えるとクライアントの出費だけが増えることにもなりかねないので慎重に進めなければならない。
そして他にもこのようなことがあるので日々の業務をこなすだけではなく、情報収集も欠かせない。
長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2013年7月 2日 23:55