2013年1月15日

最終講評会

東洋大建築学科設計製図Ⅱ最終講評会はゲストにメジロスタジオの古澤大輔さんを招いて開催されました。当日は事前打合せから換算すると12時間超の長丁場。レクチャー>30選→10選>最優秀賞選出>打ち上げ>二次会>三次会>その後は知りません笑。というスケジュール笑。古澤さんを招いたのは課題の敷地が目白だったからメジロスタジオだと思われる方もいらっしゃると思いますが(←そんな訳ないか笑)、それが理由では無く、課題の目的のように新しい住まいのかたちを新しい手法により実践されている建築家であるというのが理由です(←あたりまえですが笑)。

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講評会では「二年生もこの時期になるとコトバを持つ」いう藤村龍至先生のコメントが印象的でした。そして「家族をリスタートするには、住居もリスタートする必要がある」と語った学生の作品が最優秀賞に選出されました。作品も重要ですがそれを的確に伝えるコトバもやはり重要ですね。最優秀賞に選出された作品は同時に「住宅課題賞2013」入選ということになります。住宅課題賞は首都圏の大学から沢山の課題作品が集められ、課題とその作品が評価されるイベントです。秋に開催される住宅課題賞の結果がいまから楽しみです。ちなみに今回の課題タイトルは「家族をリスタートする住宅」。簡単に説明すると変則家族と大量にあるものの多様な関係を考えるというものでした。

講評会の前に行われた古澤氏のレクチャーでは「異なる価値観と同居する」と云うコトバに次なる建築家像を垣間見ることができました。ボクも独りよがりにならない様気を付けているつもりですが、改めて考えさせられます。ここでもコトバが重要だと重ねて感じる一日でした。

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またメジロスタジオの作品を振り返ると同時に現在進められているプロジェクトを紹介しながら語られた方法論は、我々が学び実践しているそれの枠を飛び越えたものでした。今までなされなかった方法を見た時にひとは違和感を覚えるのかもしれませんが、それはきっと新しい方法論だからだと思います。それを実践するためにはいろいろ障壁もあると思いますが、枠の中で収まっていてはなかなか新しいことは出来ません。時代も進むのだから方法論も変わってくるはず。メジロスタジオはその中を突き進む感じだと思います。ボクも変化して行かなければなりませんね。

最後に学生へ この学期は幾つかの手法で設計を進めましたが、設計の手法は沢山あります。そして自分の方法論は自分で考えるものだと思います。既存の枠の中で収めようと思わないで最適な方法論を探し出してください。また、この時期の力量は僅差だと思います。今年は沢山気になる学生がいました。どうか「勝っておごらず、負けてひがまず」という気持ちで春休みを過ごしてください。皆さんお疲れ様でした。そして古澤さんありがとうございました。
長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2013年1月15日 23:23