2012年12月15日

「東村山の家」設計:石井秀樹建築設計事務所

今日は出勤前に石井秀樹建築設計事務所が手掛けた「東村山の家」の内覧会へうかがった。

掻い摘んで説明すると、この住宅は敷地いっぱいに拡げた渦巻く空間ヴォュームを三つの庭を点在させることにより抉り獲り分節化するという手法を用い、メタファーとしての路地性を空間化しているというものだと思います。

121214_ISH.JPG

点在する庭が幾重にもなりながら領域を曖昧にすると同時に規定している様や微妙に螺子られた天井面が内部空間を再度統合しているといったアンビバレントさは氏の狙い通りになっているのではないかと思いました。

残念なことに今日は曇り空だが晴れの日には様々な光が入り込みそれらがよりいっそう際立つことが想像できます。

住まい手のことを第一義に考えてる氏のスタンスが現れている住宅ですから、住まい手の夫婦はきっとこの住居で豊かな暮らしを楽しめると思います。

沢山の写真を撮影させていただいたが、カメラの設定を間違えていてほとんど使える写真が無いのも残念だがしかたない。

総じてそれらを具現化するためのディテールや外界への作用も含め大変参考になる作品だと思いました。基調な機会を賜りました。ありがとうございます。

長谷部勉

13.01.06一部表現を修正致しました。

投稿者 システム管理者 : 2012年12月15日 21:24