2012年3月10日

肯定主義

建もの探訪」というテレビ番組を通して22年間空間を見続けた渡辺篤史氏をゲストに向かえたトークイベント「渡辺篤史さんと語ろう、考えよう、楽しもう」を拝聴してきました。
主催者は私も参加している建築家住宅の会
120309_建築家住宅の会.JPG
「建もの探訪」は今でこそ住宅をメインに扱っていますが放送開始直後は公共建築を探訪する番組だったらしい。つまり氏は公共建築から住宅まで1,000以上(詳細は失念しました)の建物を見てきたことになります(驚)
そんな氏が最初に訪れたのは原広司氏が設計された那覇市立城西小学校だったそうです。そこで出会った小学生が「この小学校はボクがつくったんだよ!」という発言をしたことが心に残っているという話しがありました。詳しくうかがうと小学生が赤瓦の裏に自身の名前を書くことによりものづくりに参加したとのこと。皆が参加するモノづくりとは素晴らしい。他にもいろんなお話をたのしく聞くことができましたが、長くなるのでこの辺りでまとめ。
公共建築から住宅まで沢山の例や冗談を交えながらお話いただいた内容は下記の4点に要約されたと思います。(※モデレーターの長谷川順持氏による)
1.肯定主義はヒトを幸せにする。
2.建築家は建主の心の寸法を大切にしなさい。
3.感性教育も含め手づくりの文化を残しなさい。
4.もっと積極的に活動しなさい。
内容は「建築家住宅の会」の理念とも共通する部分が沢山あるように思います。
トークイベントの内容をしっかり受け止め、渡辺氏に負けずに建築家のつくる住宅の良さをどんどん広めていただきたいと改めて思いました。

追伸、渡辺氏は建築と同時に住まい手(特に奥様)の見方も極めて来たそうです。建築家に住宅の設計を依頼される奥様に共通しているのはステキなコトだとか。ボクもそう思います。もちろんその後の二次会等では肯定主義が流行しステキな時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

追伸の追伸、今週はボクの友人である藤田大海氏が設計された住宅が放映されます。

長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2012年3月10日 22:35