2011年11月20日

自然地形

水はけが良く日当たりが期待出来る南西側の斜面は葡萄の栽培に適していると言われています。
その斜面に微地形とパラレルに設営されたパーゴラ(葡萄棚)は人工物でありながらもなんともいえない美しさを醸し出していました。

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そこには葡萄の栽培からワインの製造までを行う農場とワイナリーがあります。しっかりとしたコンセプトを持ってつくられるワインは日本のリコタンマニピランと表現しても良いと思います。

ワインの話しは良くわからないのでこの辺にして建築のお話(笑)

何処にも同じものが無い自然地形に対して、我々は水平垂直を用いた人工物を構築することが多いと思います。それには建設コストや工期と行った合理的かつ経済的に建築を具現化するための理由もありますが、自然地形をトレースするような人工物にはそれらを内包または超えた理由が存在しているのだと思います。
このパーゴラはその理由を内包していると思われますが、建築物を考えた時に同様の方法論を適用するのは難儀だと思われますが、建築物に対してその理由を当てはめることが出来ないのであれば、超越した理由を提案しなければなりません。
冒頭で述べた「なんともいえない美しさ」をつくることができれば、きっと美味しいワインが出来上がるのだと思います。
もちろんワインだけではなく、美味しい生活とか、美味しい工業製品とかも考えます(笑)
EFRのクライアントにも久しぶりにお会いすることが出来ました。感謝!
長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2011年11月20日 23:23