2011年11月12日

Relation

新宿のB GALLERYにて開催中の谷尻誠さんの展覧会「Relation」に立ち寄りました。

「重力が存在しないと成立しない建築物を浮かせたら?」という設定に対して沢山の建築物を載せた薄く長い盤が緊張感を持ちながら見事に浮いているというインスタレーションで解答されていました。
磁石の反発を利用したそれは、おそらく多少動いていているので浮遊感が表出しているのでしょう。

111112_01.jpg

見た瞬間は建築物が浮くというよりも地球の外皮が剥離した様な印象を持ちましたが、徐々にその盤は形態の無い液体の様に見えはじめ、そこに載っている建築が重力から開放され成立しているように見え出しました。

「既存のモノを疑ってみるところから始める」という表現が適切かどうかはわかりませんが、氏の建築に対するスタンスが表現されている展示会だったと思いました。

展覧会は11月13日(日)の20時まで開催していますので、興味がある方は見に行くとよいのではないでしょうか。

長谷部勉

投稿者 システム管理者 : 2011年11月12日 18:23